Chitoseのクロコダイル

世界中で根強い人気を誇る高級皮革として、有名ブランドなどでも注目されている素材であるクロコダイル。
当店のクロコダイル製品は全て、タイ・ベトナムのプラントで丁寧な管理で養殖をした個体のワニ革を使用しています。

クロコダイルファームの様子

ワニ皮は、ワシントン条約により、厳密に保護と規制があり、市場に出回るワニ革のほとんどが養殖のものです。
当店が契約しているクロコダイルファームでは約10万匹のクロコダイルを卵の段階から育てています。

クロコダイルは獰猛な動物ですので、放牧状態(集団ペン)ではお互いに傷付け合ってしまい、製品化ができなくなってしまいます。
そのため、卵の時点で、食肉用の個体と革製品用の個体に分けられます。

最高級クロコダイルレザーとなる個体は、シングルペンと呼ばれる個室に入れて、1匹ずつワニの管理をしています。

集団ペンの食肉用ワニ(この皮はバッグに使用しません)
シングルペンのレザー用のワニ
革製品への加工 -皮から革へ-

クロコダイル製品が高額な理由として、他の皮革と比べてて「作業工程の多さと」「染色技術の難しさ」「製品化されるまでに要する期間の長さ」が要員とされます。

加工前のワニ皮は、まず1週間塩漬けされます。
その後、レザーとして使うためのなめし加工(ウェットブルー加工)を行います。

さらに、乾燥室での自然乾燥、シェービングによるなめし作業を繰り返し、ワニ皮からワニ革へと生まれ変わります。

塩漬け加工(左)/ウェットブルー加工(右)

この後、染料を入れ色鮮やかなクロコダイルレザーへと仕上げていきます。
牛革などの他の皮に比べて、繊維構造が非常に緻密で染料が入り難く、職人の豊富な技術が必要です。

オイル処理(左)/乾燥工程(右)

このように、50工程にもおよぶ皮から革への作業工程で、100日程の日数をかけて、美しい革へと仕上げていくのです。

バッグ・財布への加工

伝統的に、クロコダイル(ワニ革)製の製品は、適正サイズで「センター取り」をしているものが理想的とされています。
さらに、キズや粗の少ない、等級上位の革を使用しないと良いものが出来ません。

クロコダイルレザー加工

当店のクロコダイル製品は、経験豊富な職人が1つ1つ手をかけて作っています。
よい革をピックアップし、適切に「型入れ、裁断」し、熟練の職人が仕上げることで、”本物”のクロコダイル製品が完成します。

是非、当店の本物のクロコダイル製品を手に取ってみてください。

クロコダイルレザー商品のランク
お問い合わせ等

当店ではお客様からのオーダーメイドも承っております。
ご自分がお持ちのバッグと同じ形状でクロコダイルで作りたい、ブランドのバッグに形状を合わせてアレンジして作りたい等、形状・大きさにこだわらず様々なご要望にお答えできますので、お気軽にお問い合わせください。